まずは今回スプレッドを考察する要因となった週間売買成績。
12/15-12/19 ハイローオーストラリア バイナリーオプション週間売買成績
http://trade-design.blog.jp/archives/1016034542.html

正直、今月のスプレッドは相当きつい設定です。
ただ上下の変動が激しいことを考えればある程度はしょうがないかもしれません。
相場が落ち着いた時にどうなるかか重要です。

そこで過去のデータから私のシステムで勝ちこせるスプレッドについて調べてみました。

今年全体で見ると勝率52%となるのは15分間対応で計算するとレンジ外が16%以内であることが必要。
勝率が52%まで落ち込むとモンテカルロシミュレーションで検証するとトータルで負ける可能性が出てきます。
やはり最低限55%を維持したいところです。
その55%を維持するためにはレンジ外率が13%以下であることが必要。

目標とする58%を達成するためには10%以内であることが必要でした。
実際は連敗しやすい指標と突発的なニュースに対応することで数%勝率は上昇するので、それを考慮に入れるとレンジ外率が12%ぐらいでもなんとか58%程度を維持できそう。
来年再開するまでは2週間はありますから色々計算して対策を考えていくしかありませんね。

ハイローと比較してどちらがより勝てるか


まず勝率50%としてハイローをトレードした場合1.8倍のペイアウトだと期待値が0.9となります。 
所持金を100万円、1回の賭け金を定額の1万円として100回トレードすると90万円になります。

計算式:1万円×1.8倍×50回=90万

スプレッドハイローでこれと同じ状態になるのは勝率45%となります。

計算式:1万円×2倍×45回=90万

つまり100回トレードしてレンジ外負けが5回となります。
ここで念のために書いていきますがヒストグラムで単純に計算した場合は下記のようになるので

勝ち
勝ち(レンジ外で負け)
----------------------------------------
負け(レンジ外で負け)
負け

実際はレンジ外率(いわゆる胴元の総取り)10%、10回がペイアウト1.8倍と同等になります。
この辺の細かい計算方法はこちらで頑張って作りましたのでそちらも参照してください。

これはトレードする人にもよると思いますが、私の場合は最近だとスプレッドハイローよりハイローでのトレードがよい成績になってます。

12月のスプレッドについての考察。

スプレッドを1.7とした場合の勝率は119勝145敗 勝率45.1%となりました。
(スプレッドを1.5と比較しても勝率はほとんど変わりませんでしたが一応1.7で計算)

次にスプレッドが0でペイアウト1.8倍と比較してみます。

スプレッド0とした場合の勝率は140勝124敗 勝率53.0%となりました。

それぞれの勝率にペイアウトをかけるとそれぞれ下記の通りとなります。

ペイアウト2倍は45.1%×2=0.902

ペイアウト1.8倍は53.0%×1.8=0.954

この数字から私のトレードシステムの場合、今月のスプレッドだとペイアウト1.8倍を下回る状況となります。

今申し込んでるバイナリーオプションの会社はスプレッド0.004でペイアウト1.9倍なので、その場合だと
134勝130敗 勝率50.8%となり、ペイアウト1.9倍をかけると0.964となりもっとも成績がマシとなる。

今月のハイローオーストラリアでのトレードに関して重要なことはスプレッドあり2倍のペイアウトがスプレッドなし1.8倍のペイアウトを下回ったことです。
過去のスプレッドからバックテストをした場合で2倍のペイアウトが1.8倍を下回ったのは初めてでした。

以上から来月のトレードは様子見でハイローオーストラリアに関しては1000円固定でトレードしていきます。
ここで無理してトレードする必要はなく、しっかりと勝てる状況を確認してからトレードしないと資金を減らすだけです。

上記の内容はそれぞれのトレードスタイルによって変わると思いますからお正月の暇つぶしに検証などいかがでしょうか?
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